尊敬する北野唯我さんの『天才を殺す凡人』への別解釈 天才と愛着理論
こんちは。
yooです。
最近、大好きなビジネスマンがいる。
北野唯我さんという方。
1987年生まれ、神戸大学卒、大手広告代理店、外資系コンサル出身で現在は人材のワンキャリに参画されている方。
『天才を殺す凡人』という著書が12万部を超す人気作家でもある。
『天才を殺す凡人』も読ませてもらい、頭がもげるほどうなずいてしまった。
昔からよく議論のある「天才」と「馬鹿」の壁に関して共感を起こした天才的作品だと感じた。
以下は『天才を殺す凡人』への別解釈として「人生における愛情」が物事を見る色眼鏡(認知バイアス)を決め、しいては生きやすさ、働きやすさすらも決定してしまうという論を心理学の視点から転じたもの。
(大変恐縮ですが、、、)
さて、
人生の中での愛情が、
「働きにくさ」
「生きにくさ」
に関わっている。そんな説がある。
※心理学の世界では「愛情」が人の認知に大きく関わるとされています。
それが【愛着理論】
アメリカの心理学者ボウルビィが提唱した理論です。
詳しくは下記を引用させていただく。
愛着の度合いによって物事を見る色眼鏡(認知バイアスと言います)のおおよそのパターンが決まると考えられます。
【認知バイアスの例】
・安定型→自己と他者のバランスが良く人と安定した関係が築きやすい。
分かりやすく言うとリア充という部類に入るでしょうか。おそらく世間でいう秀才にあたるだろう。多数派、マジョリティとも言える。
・不安型→過度に不安になる。人から見捨てられる等の思考が強いバイアスがかかる。
いわゆるメンヘラ気質。おそらく天才の部類。
・回避型→人と親密な関係を築こうとしない。心がここにない、想像(イマジネーション)の強いバイアスがかかる。
クラスにいる何考えててるかわからない人。おそらく天才の部類。
これらが示しているのは、人生における「愛着のパターン」が「個人特有の認知バイアスを形成する」という所。
私はここに「天才」と「馬鹿」の壁のようなものを感じた。
つまり認知バイアスの発生プロセスこそが「天才」と「馬鹿」を分ける起点になっていると感じた。
「天才と馬鹿」
「天才と凡人」
これらを分ける認知バイアスこそ「生きやすさ」「働きやすさ」を決定している起因になるのではということ
これらも「愛着理論」によって説明がついてしまう。
まとめると、
天才、秀才、凡人を分けるものは愛着理論における物の見方(認知バイアスのパターン)がかかわっているという論です。